今年の干支|2024年【令和6年】


今年の干支 2024年(令和6年)

辰年(たつどし)
甲辰(かのえたつ)

辰年の年齢(現在)

誕生日の前であれば-1歳で計算してください

西暦・和暦干支満年齢
2012年
平成24年
壬辰
みずのえ・たつ
12歳
2000年
平成12年
庚辰
かのえ・たつ
24歳
1988年
昭和63年
戊辰
つちのえ・たつ
36歳
1976年
昭和51年
丙辰
ひのえ・たつ
48歳
1964年
昭和39年
甲辰
きのえ・たつ
60歳
1952年
昭和27年
壬辰
みずのえ・たつ
72歳
1940年
昭和15年
庚辰
かのえ・たつ
84歳
1928年
昭和3年
戊辰
つちのえ・たつ
96歳
1916年
大正5年
丙辰
ひのえ・たつ
108歳
1904年
明治37年
甲辰
きのえ・たつ
120歳



辰年の性格と相性

辰年の「辰」というのは、龍のことです。
伝説上の生き物のように、常識にはとらわれない発想力を持ち、豪快でとてつもない計画を打ち上げる性格です。
しかも、そんな計画でも現実にできそうな、強運すら持っています。
恋愛もとてもロマンチストな方ですが、どちらかというと鈍感な方になります。

辰年との相性

相性 ポイント
ねずみ
(子)
信頼のおける存在
うし
(丑)
現実主義なため
慎重な行動は必要
とら
(寅)
距離感をきちんとすれば○
うさぎ
(卯)
信頼を置くのが難しい
たつ
(辰)
無用な争い、嫉妬などに見舞われる
へび
(巳)
外に上手く協力できる
うま
(午)
意気投合しやすい両者
どちらも強運
ひつじ
(未)
助け合える相手
さる
(申)
自然と仲良くなれる関係
とり
(酉)
対照的な部分を理解し
補い合う関係
いぬ
(戌)
認め合えず
喧嘩が絶えない関
いのしし
(亥)
支えになってくれる関係



来年の干支|2025年(令和7年)

来年の干支 2025年(令和7年)

巳年(みどし)
乙巳(かのとみ)


干支・十二支リンク


十二支別の年齢一覧

十二支の年齢早見表



干支と十二支

「今年の干支は何?干支とは?数々のギモンを徹底調査!」

「今年の干支は何だっけ?」
「来年の干支は?」
年賀状の季節になると、そのような干支の話題が出ることはありませんか?

今年2024年【令和6年】の干支は、卯年です。うさぎですね。
ちなみに、来年の干支|2025年【令和7年】は、辰年です。

実は、干支=十二支ではないということはご存じでしょうか?
正確にいうと、2023年の干支は、癸卯(みずのとう)なんです。

この記事では、そんな知っているようで知らない干支について、徹底的に調べました。

干支とは

普段の生活に馴染んでいてあまり気にしたことがない方も多いかもしれませんが、干支ってそもそもなぜ使われるようになったのか、

干支って何?

って疑問を持ったことはありますか?

干支には十二支十干と言われる二つの組み合わせによってそれぞれの文字の一部を合わせて
と呼びます。

普段は呼びやすいように十二支で覚えている方が圧倒的に多いです。

十二支(じゅうにし)

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥

鼠・牛・虎・兎・竜・蛇・馬・羊・猿・鳥・犬・猪

ね・うし・とら・う・たつ・み・うま・ひつじ・さる・とり・いぬ・ゐ(い)

十干とは

次は、干支にかかわりの深い、十干についてわかりやすくご説明します。十干は、十二支ほどなじみがないかもしれませんね。

十干は10種類

十干は、10種類あります。読み方も合わせて紹介すると、甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(
き)です。これは、主に順番を表すときに使います。

この十干で日付を表すときには、また読み方が変わってきます。
甲(きのえ)・乙(きのと)
丙(ひのえ)・丁(ひのと)
戊(つちのえ)・己(つちのと)
庚(かのえ)・辛(かのと)
壬(みずのえ)・癸(みずのと)

こうして見てくると、十干の読み方に法則があるのがわかります。実はこれは、十干が五行陰陽説と深い関係があることに由来しています。

干支の読み方は2つある

ポイントは、
・干支の読み方
・干支が表すもの
この2つです。
ひとつずつ紹介していきますね。

あなたは「干支」って、どのように読みますか?

実は、「えと」「かんし」2通りの読み方があるんです。

「どちらが正解なの?」
と思う人もいるでしょう。実は、どちらでもOKです。

干支を正確にいうと、「十干十二支(じっかんじゅうにし」。「干」「支」という言葉が入っているのがわかりますか? ここから「干支」という言葉が生まれました。

ラベル 干支の読み方|音読みと訓読みまとめてみたよ

十干十二支が表すもの

十干は、甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸です。
十二支は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥ですね。
この十干十二支、干支の組み合わせは、60通りになります。
干支のはじまりは甲子(きのえ・ね)。60番目が癸亥(みずのと・い)です。
2019年の干支の己亥(つちのと・い)は、36番目です。そこから、2020年庚子(かのえ・ね)、2021年辛丑(かのと・うし)と続いていきます。

これを使って、年月日や方角、時刻なども表していました。年も時間もすべて一周巡るものという考えだったのですね。
古来中国では、最も尊い星が木星だとされていました。その木星が約12年で一周することから、年は12年で一周することになったというわけです。

よく60歳になると還暦祝いをしますよね。これは、干支が一周まわって還ってきたということのお祝いです。昔は60歳まで生きることが難しかったため、盛大に祝うようになったといわれています。

干支に関する人気の記事

干支によって性格が違う?十二支で特徴がわかる

実は意外と当たっているかもしれないのが生まれた年の干支によって現れる性格や相性の違いがあります。
全てを掲載するとかなり長文になりそうなので詳しい干支の特徴や相性などは別のページに掲載しますが基本的な特徴を掲載してみました。

干支の特徴や性格・相性の詳細版のページでは長所や短所、相性などを紹介しています。

子(ねずみ)年

子(ねずみ)年の干支のイラスト
子(ねずみ)年の干支の性格や特徴
基本的に明るく、社交的な人で、にぎやかなことが好きなタイプです。
周りにたくさんの人がいて、仲間や友達にも恵まれ、大人数で物事を成し遂げることが好きです。

丑(うし)年

丑(うし)年の干支のイラスト丑(うし)年の干支の性格や特徴
一歩ずつ確実に進んでいくことができる、働き者です。
自分で進んでいきたい気持ちが大きいため、人に頼ることは少ないです。
むしろ人に頼ることが苦手なことから、不利な状況に追い込まれることがあります。
また、人見知りしてしまい、心を開いて相手と上手くコミュニケーションをとるのに時間がかかります。

寅(とら)年

寅(とら)年の干支のイラスト寅(とら)年の干支の性格や特徴
まさしくトラのように、勢いと行動力にあふれる性格です。
一人でどんどん突き進むその姿は、言い換えればチームワークを重視する行動が苦手ということにもなります。
恋愛も情熱的で、激しいものが多くなります。

卯(うさぎ)年

卯(うさぎ)年の干支のイラスト卯(うさぎ)年の干支の性格や特徴
とても明るく、人付き合いが上手いのが特徴です。
それでいて頭の回転が良く、要領もいいためビジネスだけの人間関係の作り方や、そうでない人間関係の作り方、どちらにも長けている性格です。

辰(たつ)年

辰(たつ)年の干支のイラスト辰(たつ)年の干支の性格や特徴
辰年の「辰」というのは、龍のことです。
伝説上の生き物のように、常識にはとらわれない発想力を持ち、豪快でとてつもない計画を打ち上げるタイプです。
しかも、そんな計画でも現実にできそうな、強運すら持っています。
恋愛もとてもロマンチストな方ですが、どちらかというと鈍感な方になります。

巳(み/へび)年

巳(み/へび)年の干支のイラスト巳(み/へび)年の干支の性格や特徴
プライドが高いのが特徴ですが、上手にコミュニケーションをとればしっかりと結果を出してくれる性格です。
冷たい性格に見えますが、とても知的で場を和ませるタイプなので、付き合いが長くなると面白さにも気づけます。

午(うま)年

午(うま)年の干支のイラスト午(うま)年の干支の性格や特徴
十二支の中で一番活力、生命力がある干支です。
また、冒険心も強く、まさに馬のように元気よく突き進んで行きます。

未(ひつじ)年

未(ひつじ)年の干支のイラスト未(ひつじ)年の干支の性格や特徴
見た目はとても穏やかですが、実は負けず嫌いで芯が強いタイプです。
それでありながら慎重派で、無用な争いごとは嫌います。
また、寂しがりやで、不安症な面があります。

申(さる)年

申(さる)年の干支のイラスト申(さる)年の干支の性格や特徴
まさに猿のように、活発な遊び好きでとてもいたずらっ子な部分があります。
さらに負けず嫌いで、とても行動力にあふれます。
目立ちたがりで、ちやほやされるのも好きです。

酉(とり)年

酉(とり)年の干支のイラスト酉(とり)年の干支の性格や特徴
とても恵まれた運を持つ、天才肌なタイプです。
また、凝り性でオタク気質の方が多いです。
完璧主義なところもあり、妥協を許さない職人のような性格です。

戌(いぬ)年

戌(いぬ)年の干支のイラスト戌(いぬ)年の干支の性格や特徴
とても愛情が深いですが、表面的にはシャイなタイプなため、派手なことや社交的なことは好みません。
自然と弱者を助けるため、自然に信頼を集め、リーダー的な存在にも適しています。

亥(いのしし/い)年

亥(いのしし/い)年の干支のイラスト亥(いのしし/い)年の干支の性格や特徴
とってもお人好しで、たとえ喧嘩になったとしても一切遺恨を残さず、からっと切り替えることができます。
自分の主張もきちんと言うため、威圧的に見えますが、とても人間関係を大切にして決して裏切ったりしないタイプです。
恋愛面ではとても素直で、一途なタイプです。

干支はいつからあるの?

現代ではこのように言われているところもありとても面白い発想や伝統を伝えるために色々な話があって面白いなと思いました。
この猫とイタチの干支に関連するお話はいくつか疑問も残ります。十二支という考え方が生まれたのは正確にはわかっていないのですが、現在の研究に夜と紀元前1600年〜紀元前1092年の頃からとされています。

日にちを数えるために十干
月を数えるために十二支

が使われ紀元前403年〜紀元前221年の頃に年の数え方なども制定されて行ったようです。



十干と五行陰陽説との関係

まずは、五行説と陰陽説に分けて説明していきます。
五行説とは、中国に由来する思想です。「万物は火・水・木・金・土の5種類の元素からなる」という考え方です。
陰陽説は、「万物は、すべて陰と陽の2つのエネルギーによって構成されている」という考え方です。

日本では、この五行陰陽説を十干にあてはめました。日本では、「陽」を「兄(え)」、「陰」を「弟(と)」と呼ぶようになりました。「干支」を「えと」と読むのは、このことが由来になっています。
例えば「甲」は、五行説では「木」陰陽説では「兄」があてはめられ、「きのえ」となったのです。

身近にある十干

普段の生活には、あまりなじみのなさそうな十干ですが、実は身近でも使われています。昔から数字や順番を表すのに使われていた名残が、いまもあります。

「甲乙つけがたい」という言葉を聞いたことはありませんか? これは、2つのものに差がなく、どちらが優れているのか判断が難しいという意味です。
甲と乙。つまり、1番と2番が決められないという意味なんですね。

他にも、アルコールの種類や資格で、甲種乙種というものがあります。また、契約書でも甲乙が使われていますね。

さらに、十干は日付を表していますが、10日で一巡します。これを、昔は「一旬」と言っていました。1ヶ月はこれを3回くり返すことになります。ここから、上旬・中旬・下旬という言葉が生まれました。

身近にある干支

 
干支も身近で使われています。「実は干支が由来だった!」というものが、たくさんあるんですよ。。

時間の表現

時間の表現で、「午前」「午後」をよく使いますよね。これは、午の刻が午後0時というところからきています。午の刻の前か後かということなんですね。

また、時間を表すときは、子の刻を午前0時(午後11時~午前1時)として、12分割して十二支をあてはめていました。
幽霊が出そうな不気味な時間として、「丑三つ時」というのを聞いたことはありませんか?
丑の刻は午前1時~3時にあたります。
昔はここから、さらに4分割30分ごとに分けていました。つまり、「丑三つ時」は、午前2時~2時30分頃を指しています。たしかに夜も更けた幽霊が出そうな時間ですよね。

方角

次に方角です。方角で干支を意識するのは、恵方巻きを食べるときぐらいかもしれません。すっかり節分のイベントとして定着していますよね。
この恵方巻きを恵方(吉方)に向けて食べると良いことがあるといわれています。恵方に向かって黙って1本食べ切ると良いという話は有名です。
恵方に何があるのかというと、年神様がいる方角を指しているのですね。そのため、恵方巻きを食べるときだけでなく、初詣や大事なことをおこなうときは、その年の恵方を意識することもあります。
そして、年神様は、毎年移動します。その方角を示しているのが、干支なのです。

基本的に方角は、子が北で、時計回りに12分割します。しかし、恵方を調べるときは、十干も使われます。さらに艮(うしとら)・巽(たつみ)・坤(ひつじさる)・乾(いぬい)の4つも加わります。つまり、合計26で方角を示しているということになります。

▶ 2020年節分の方角はどっち向き?恵方巻きを食べる時の方角

歴史や名前の由来になっている

歴史上のできごとは、そのできごとがあった年の干支を使って名付けられたものがあります。
例えば、戊辰戦争です。これは、1868年(明治元年)から始まりました。この年の干支が戊辰(つちのえ・たつ)だったことが由来です。
壬申の乱も同様で、672年(天武天皇元年)から起こったものなので、その年の干支、壬申(みずのえ・さる)が由来となっています。

また、ネーミングが干支に由来しているものがあります。有名なのが、甲子園球場ですね。甲子園球場が完成したのが、1924年(大正13年)。この年の干支が、甲子(きのえ・ね)だったことから、甲子園球場と名付けられました。
甲子は、干支の1番目にあたります。大変縁起が良いということで、この甲子園球場一帯の地名も「甲子園」になりました。

カレンダーを見てみよう

干支は、カレンダーに書いてあることもあります。年だけでなく、月や日ごとにも干支が決まっているのです。それぞれ、年干支・月干支・日干支と呼ばれています。
共通しているのが、「60の干支が循環している」ということです。そこには、元号は関係ありません。改元したとしても、干支は循環し続けます。

そのため、干支を調べれば、「このできごとは〇年前に起きた」ということがわかるようになっています。残念ながら、干支がいつから始まったかという詳細な記録はありません。しかし、その年の干支を見れば、今から何年前に起きたことなのかの判断ができるのです。
頻繁に改元されていた時期もありますので、干支の記録が残っているとわかりやすいですね。

まとめ

干支、十干十二支の歴史や言い伝え、性格などをまとめました。

これからは「十二支」だけでなく、「干支」を意識してみてはいかがでしょうか。