年末年始にさしかかってくるとお正月の準備や過ごし方を準備することが増えてきました。ここではお正月の時にすることや準備すること、など古くから伝わっているものや新しいお正月の過ごし方などを紹介しています。
お正月とは?
お正月とは旧暦の1月の呼び方をそのように呼ぶ事が元になっています。
三が日
1月1日〜3日までの間の事をそう呼ぶ
松の内
1月1日〜7日までの期間
※地域によっては15日や20日(小正月)までを正月の行事を行う期間といしています。
⇒ 2020年の松の内について
鏡開き
1月11日は鏡開きを行う日として定着しています。
※以前は1月20日が鏡開きの日でしたが現在では11日に変更されています。
⇒ 2020年の鏡開きについて
新年の初めの月で「睦月」と呼ばれる由来にも新年は家族で睦みあう様子を表したものとされています。
その他にもおせちや、お年玉などにもきちんと由来するものがありそれらを知って見ると、お正月が大切な行事なんだと知る事ができますね、この日にはこんな意味があるんだというのを知ってから過ごすとまた違ったお正月になると思います。
「お正月」と言う言葉を、じっくりと考えたことがあるでしょうか。
12月に入ってからは、何かと気ぜわしくなり、年が改まる新年を迎えることや、家事や仕事などの始末に追われてしまい、落ち着いて「お正月とは?」などと考える暇さえなくなります。
「お正月の意味」は、簡単に言ってしまえば『一年の最初の月』です。
年頭のお祝いをする「三が日」はもちろん、「松の内」と呼ばれる七日までくらいは、一般的には「正月休み」という全国的な休日に入ることが多いようです。
『一年の最初の月』ですが、大体は十五日の「小正月」までが実際的なお正月と言えるでしょう。
日本古来の呼び方もとても多く、『新春・年明け・初春・春・陽春・歳旦・年初・年頭・一月・睦月』と様々ですが、本来の「お正月の意味」を知る人は少ないのではないでしょうか。
本来は、家に「歳神様・年神様」をお迎えして、祝う行事とされていました。
その年の豊穣を司る「歳神様」は、作物が豊かに実って食物に不自由なく暮らせること、また家族が元気に一年を過ごせること、を約束してくれるとても大切な「神様」です。
門松やしめ飾りを飾り、鏡餅を供えるのは、その大切な「歳神様」をお迎えする歓迎の意味合いがあるのです。
大きく考えた場合、「田の神」や「山の神」にも繋がる『祖霊・ご先祖様』のことでもあると考えられていて、お正月にはお迎えして子孫繁栄を見守ってもらう、大事な意味合いもあるようです。
一年間の幸せをもたらしてくれる大切な「歳神様」を【おもてなし】する行事ですから、心を込めて準備をする必要があるのでしょう。
この時期気になるのは今年の厄年の年齢
⇒ 今年の厄年になる年齢早見表
お正月の由来を知ろう
お正月の元旦は年神様が新年の幸福をもたらすために各家庭に訪れるとされています。
その目標物として門松やしめ飾り、そして鏡餅に宿ります。
その年神様を「正月様」「歳徳神」とも呼ばれています。
その神様をお迎えしてたくさんの幸せをもたらしてもらうために正月には様々な風習が生まれました。
元旦と元日の違いの簡単な覚え方
元日と元旦についてこんがらがっている人が以外と多いのですが簡単に覚える方法があります。
元旦とは1月1日の初日の出の事を表します。
1月1日の事を元日と言います。
元旦というのは「旦」の字の作りが地平線から日が出てきているものを表す感じです。
そのままですね。
この事を覚えておけば元日と元旦の違いを簡単に覚える事ができますね。
お正月の過ごし方のランキング
お正月の過ごし方のなかでこれは鉄板かなと思えるものと、失敗した過ごし方を両方紹介したいと思います。
お正月を過ごしました!ランキング
1位 自宅でテレビを見ながら寝正月 39.5%
2位 神社や寺院に初詣でに行く 20.8%
3位 実家に帰省する 20.4%
4位 福袋や初売りに行く 14.6%
5位 おせちやお雑煮など正月料理を実家で楽しむ 14.0%
お正月を過ごしました!失敗した過ごし方ランキング
1位 食べ過ぎて太った
2位 寝正月
3位 家から一歩も外に出なかった
4位 気がついたら年越し
5位 お年玉を渡しすぎて金欠
お正月の歌と歌詞
滝廉太郎『お正月』
もういくつねるとお正月
お正月には 凧あげて
こまをまわして 遊びましょう
はやくこいこいお正月
もういくつねるとお正月
お正月には まりついて
おいばねついて 遊びましょう
はやくこいこいお正月
お年玉
子供にとっては年末年始の最大の楽しみはそう「お年玉」です!
しかし、ルールがあってなさそうなお年玉そんなお年玉のきになる大人の事情を集めてみました。
▶︎お年玉の相場
「お正月と歳神様」
新しい年を迎えてお祝いするお正月には、昔から伝えられた深い意味があることをご存知でしょうか。
お正月とは、歳神様という大切な存在を実感するための行事でもあるのです。
この一年の幸運を願い、歳神様をお迎えするために用意されるものがお正月飾りです。
歳神様を知ることで、日本のお正月を改めて考えてみましょう。
▶︎お正月と歳神様
歳神様といただくおせち料理
おせち料理とは、歳神様にお供えするお料理だったそうです。
歳神様と共にいただく料理ですから、家族がこの一年を無事に健康で幸せに過ごせるようにとの、多くの願いが込められています。
その意味や由来を知ることで、お正月に食べるお節料理がいっそう楽しく感じられるでしょう。
▶︎おせち料理
元旦の行事
元旦とは一月一日の日の出を指して呼ぶようですが、歳神様は日の出と共に降臨される、と考えられていたようです。
新しい歳を迎えた日には、どのような行事があったのでしょうか。
昔からの流れを知ることで、新年の意味も深くなるかもしれません。
▶︎元旦の行事
お正月の準備
お正月を迎えるためには、昔から行事として決められていることがあります。
この行事にならって進めることで、滞りなくお正月準備は調っていくようです。
昔からの歳時記とも呼ばれている行事を知ることで、何かに追いかけられているような心せく気分も落ち着くでしょう。
▶︎お正月の準備
お正月飾りの種類や意味について
お正月は、大切な一年の節目です。
その風習や行事は、少しずつ変化していながらも長く受け継がれてきました。
お正月飾りにも、歳神様をお迎えするための大切な意味合いがそれぞれにあります。
その一つ一つを知ることで、お正月の大切さもよくわかってくることでしょう。
お正月飾りの処分の仕方
歳神様をお迎えしたお正月飾りは、どのように処分することが正しいのでしょうか。
地域的なこともありますし、各家庭での習慣もあるでしょうが、知っておくことで安心できる方法もあります。
心を込めて、最後までお正月をめでたく終わらせるために…。
お正月の遊び
一年の内、何回家族全員が揃うことでしょう。
お正月は、そんな数少ない家族団らんのときが持てる休日でもあります。
昔から伝えられてきた「伝統のお正月遊び」は数多くあります。
その由来などを知ることで、家族全員で楽しんでみるのはいかがですか。
▶︎お正月の遊び
鏡開き
鏡餅をお供えから下ろして食べるという、歳神様のお力をいただく正月明けの行事のひとつです。
歳神様の拠り処ともされた大切な鏡餅です。
最後まで大切に食することで、歳神様をお見送りし感謝をするとともに、その力をも頂いくという風習でもあるようです。
▶︎鏡開き
初日の出の由来や意味
お正月は、初日の出と共に訪れるといわれています。
歳神様の降臨ともされている元日の日の出ですが、初日の出として拝む風習は古くからあったのでしょうか。
この一年の幸福を祈願するこの風習は、意外に新しいものでもあるようなのですが…。
▶︎初日の出
松の内
松の内という言葉には、お正月の最中という意味があるようです。
地域によってその期間は違いがあるようですから、知っておくことは必要になってきます。
知識として知ることと、実際に知って行動できることには違いがありますから、お正月の知識として覚えておきましょう。
▶︎松の内
書初め
現在でも、冬休みの宿題や三学期の授業にも残っている、数少ない学校の正月行事のひとつでもあります。
古来から続けられてきたとても古い正月行事ですが、最近の活字離れと共に書道も廃れようとしているのかもしれません。
その意味を知ることで、昔からの思いを新たにできるのでは…。
▶︎書初め
初詣
初詣の習慣も、昔の形とは違って発展したようです。
お正月とは歳神様をお迎えする行事ですが、初詣は神社に参拝することです。
その神様の違いはどこにあるのでしょうか。
知ることで「お正月の意味」を、もっと明確に捉えられることでしょう。
▶︎初詣
干支
年末からお正月の時期に一番きになるのが、年賀状などに使われる「干支」
日本では特に自分の生まれた年の干支を覚えていたりその年の縁起物として大事にしてきた風習です。
普段は12種類で覚えている干支ですが実は60種類あることを知っていますか?
▶︎干支
お正月と節分
お正月なのにもう節分の話?と思われるかもしれませんが実は、お正月とはとても縁の深いのは節分です。元々は節分の日の次の日がお正月だった?厄年が始まるのは実はこの日?など現代ではなかなか馴染みのない行事の本当の意味がわかります。