今年の七夕【2020年(令和2年)】
西暦での七夕
7月7日(火曜日)

伝統的七夕
8月25日(火曜日)

伝統的七夕…太陰太陽暦にもとづく七夕を「伝統的七夕」となります
天の川の観察などに適している時期は伝統的七夕の時期のほうが適しているとされています。
▶ 伝統的七夕を知ろう

旧暦の伝統的七夕の日はこのようになっている

旧七夕(旧7月7日)
2019年8月7日
2020年8月25日
2021年8月14日
2022年8月4日
2023年8月22日
2024年8月10日
2025年8月29日
2026年8月19日
2027年8月8日
2028年8月26日
2029年8月16日
2030年8月5日

願い事を短冊に書いて星に願いを込める素敵な七夕、小さい頃から何度も経験してそして、子ども達にまた伝えていっています。

そんな七夕のときに役に立ついろいろば豆知識や七夕飾りのお作法など気になることを紹介します。

忘れがちなのは七夕ってそもそも笹に短冊を付けてお願いをする日というイメージがついている日ですが、七夕のお祝いの始まりは子どもの成長を願う「節句」の一つです。そう子どもが生まれてからお祝いをする桃の節句や端午の節句などと同じ行事なのです。

現代では、お願い事に○○が欲しいなどのお願い事かいている短冊を見かけることがありますが、お願い事には、習い事の上達や発展などをお願いすることが始まりでした。

現在では新暦の7月7日に行われる夏の行事として定着していますが、旧暦の頃は8月に行われる行事でした。その頃は秋の行事として知られており、日本国内で古くから行われる七夕祭りも旧暦に合わせて行われるものや現在の七夕の日から一ヶ月遅れで行われる「月遅れの行事」として行われるものまであります。

8月7日に行われるのは国内でも有名な仙台七夕祭り、豪華な七夕飾りが見所で毎年多くの人が訪れることでも知られています。

七夕飾りをしよう作り方(折り紙)や意味・由来がわかります

七夕01七夕のときに欠かせないものと言えば七夕飾りです。ここではそんな飾りのことについて紹介しています。

七夕飾りにはそれぞれの形で意味が異なっているのをご存知ですか?
ここでは代表的な七夕飾りの意味を紹介して見ます。



紙衣 女子の裁縫の腕が上がるように
巾着 お金が貯まりますように
投網 豊漁になりますように  
屑籠 整理、整頓、物を粗末にしないように   
吹き流し 織姫のように機織が上手になりますように
千羽鶴 家族が長生きしますように  
短冊 願い事がかない、字が上手になりますように

⇒ 七夕飾りの作り方(折り紙)に必要なモノの意味や由来

天の川を楽しもう

七夕02天の川が奇麗に見えるシーズンにあたるのが七夕の頃からです。最も奇麗に見えるこの時期に空に浮かぶ星々が形作る天の川の観測や楽しめる場所などを紹介したいと思います。

⇒ 天の川・天の川銀河について知ろう!

⇒ 夏の大三角形



日本各地で行われている七夕祭り一覧

国内では古くから七夕の日にお祭りを行っていた風習が現代でも受け継がれています。地域によってお祭りの七夕飾りの特徴がちがっていたり、旧暦の暦にあわせて行われたりと、歴史を感じながら楽しむことができます。

開催日時場所HP
仙台七夕まつり平成27年
8月6日(木)~8日(土)
宮城県仙台市中心部および周辺商店街

※5日(水)の仙台七夕花火祭は仙台西公園付近予定
HP
湘南ひらつか七夕まつり平成27年
7月3日(金)~5日(日)

午後9時まで(最終日は午後8時まで)
〒254-0043
神奈川県 平塚市紅谷町、明石町
HP
安城七夕まつり平成27年
8月1日(金)~3日(日)

午前10~午後10時
愛知県安城市
JR安城駅本部会場をはじめ、会場一円
HP

七夕伝説について知ろう

古くから語り継がれている七夕伝説があります。小さい頃から慣れし親しんできた方が多いと思いますが、ここで復習の意味も込めて物語をあらためて発見してみてはいかがでしょう。

⇒ 世界の七夕伝説

⇒ 日本の七夕伝説

⇒ おもしろい!七夕の雑学・トリビア

織姫と彦星のことを学ぼう

七夕伝説の主人公の織姫と彦星のことについて学んでみましょう。2人の関係や割り当てられている星の名前など、織姫と彦星のことを紹介しています。

⇒ 七夕に関する雑学・トリビア



新暦と旧暦の七夕一覧

太陰太陽暦にもとづく七夕を「伝統的七夕」と呼んでいます。この暦は現在使われている暦とは違い旧暦と呼ばれる日のことをあらわしています。

現在の7月7日の七夕の日は日本では梅雨の時期と重なることもあり、天の川を見ることができないという日が確率的にも高いようです。

国立天文台などでも発表されていますが、天の川を観測するには旧暦の伝統的七夕の日のほうがきれいに見ることができる時期として適切とされているようで天の川観測をしたいなと考えている人は下記の表を参考に観測してみてはいかがでしょう。

⇒ 伝統的七夕について

西暦旧暦
2010年(平成22)7月7日(水曜日)8月16日(月曜日)
2011年(平成23)7月7日(木曜日)8月6日(土曜日)
2012年(平成24)7月7日(土曜日)8月24日(金曜日)
2013年(平成25)7月7日(日曜日)8月13日(火曜日)
2014年(平成26)7月7日(月曜日)8月2日(土曜日)
2015年(平成27)7月7日(火曜日)8月20日(木曜日)
2016年(平成28)7月7日(木曜日)8月9日(火曜日)
2017年(平成29)7月7日(金曜日)8月28日(月曜日)
2018年(平成30)7月7日(土曜日)8月17日(金曜日)
2019年(平成31)7月7日(日曜日)8月7日(水曜日)
2020年(平成32)7月7日(火曜日)8月25日(火曜日)

この時期の季節の行事を知ろう

七夕の時期に関係する季節の行事を紹介しています。なぜここで夏の行事?と思われるかもしれませんが、昔は星座や太陽の高さ等をもとに季節を計測していた歴史もあり、実は深い関係があったことが知られています。

季節 二十四節気
立夏小満芒種夏至・小暑・大暑
季節 暮らしの行事
七夕父の日お盆山の日(2016年から)