甲辰(かのえたつ)
2024年(令和6年)の干支は甲辰(かのえたつ)辰年
甲辰は、干支の中で41番目に現れるもので、辰年の4番目の干支になります。
干支には計算方法があり、西暦年を60で割って44が余る年が甲辰の年となる。
読み方
甲辰(きのえたつ、こうぼくのたつ、こうしん)
また、甲辰という言葉には「立ち上がる」という意味があり、新たなスタートを切るときに用いられることもあります。
辰年は近年では21世紀では、2000年、2012年、2024年、2036年、2048年、2060年、2072年、2084年、2096年に訪れます。
日本での認識の多くは辰年(たつどし)となっていますが、詳しく干支のことを表すと5つの種類の辰年があります。
戊辰、庚辰、壬辰、甲辰、丙辰、の種類が辰年の干支になります。
ここからは辰年に関して気になる事を集めてみました。
辰年の現在の年齢は何歳?
西暦・和暦 | 干支 | 満年齢 |
---|---|---|
2012年 平成24年 | 壬辰 みずのえ・たつ | 12歳 |
2000年 平成12年 | 庚辰 かのえ・たつ | 24歳 |
1988年 昭和63年 | 戊辰 つちのえ・たつ | 36歳 |
1976年 昭和51年 | 丙辰 ひのえ・たつ | 48歳 |
1964年 昭和39年 | 甲辰 きのえ・たつ | 60歳 |
1952年 昭和27年 | 壬辰 みずのえ・たつ | 72歳 |
1940年 昭和15年 | 庚辰 かのえ・たつ | 84歳 |
1928年 昭和3年 | 戊辰 つちのえ・たつ | 96歳 |
1916年 大正5年 | 丙辰 ひのえ・たつ | 108歳 |
1904年 明治37年 | 甲辰 きのえ・たつ | 120歳 |
辰年の言い伝え
辰年には、様々な言い伝えがあります。例えば、辰の日には「松に竜、竹に虎、梅に鹿、菊に鶴」という言葉があります。これは、「松の木には竜が現れ、竹には虎が現れ、梅の花には鹿が現れ、菊には鶴が現れる」という意味で、幸運を招くとされています。
また、辰年には「龍神」という神様がいると言われています。龍神は雨や水の神として信仰されており、辰年の人たちは、龍神からの加護を受けるとされています。
辰年の言い伝え:
- 松に竜、竹に虎、梅に鹿、菊に鶴
「松に竜、竹に虎、梅に鹿、菊に鶴」は、龍・虎・鹿・鶴がともに縁起が良いとされていることから選ばれた慣用句で、幸運を招くとされています。 - 辰の日には赤いものを身に着けると幸運になる
辰の日には赤いものを身に着ける習慣は、中国文化において赤が縁起が良い色とされていることから来ています。 - 辰年には、屋根の上に龍の彫り物を飾ることが縁起が良い
屋根の上に龍の彫り物を飾ることは、龍神の加護を受けるためだとされています。また、龍は中国文化において力強く、神秘的な生き物として崇拝されていることから、龍の彫り物は縁起が良いとされています。
辰年がもつ意味とは?どんな年になる?
辰年が持つ意味としては、「変革や進化の年」と言われています。つまり、辰年に生まれた人々は、大きな変化や進化を遂げることができる年となるとされています。また、金運が良いとされることから、商売や投資などにも適した年となるでしょう。
辰年に起きたこと
以下は過去の辰年に起きた出来事です。
- 1940年:日中戦争が激化し、重慶が一時的な首都となる。
- 1952年:日本がサンフランシスコ講和条約に調印し、第二次世界大戦後の国際秩序が確立される。
- 1964年:東京オリンピックが開催され、日本の高度経済成長期を象徴するイベントとなる。
- 1976年:毛沢東が死去し、中国は大きな政治的変革期に入る。
- 1988年:北京オリンピックが開催され、中国の開放政策が一段と進む。
- 2000年:日本の「平成の大合併」が実施され、自治体の再編が進む。
- 2012年:ロンドンオリンピックが開催され、世界中の注目を集める。
- 2024年:次回の辰年となり、どのような出来事が起こるか注目される。
辰年の十干十二支の組み合わせの持つ意味と性質
干支は、中国の伝統的な暦法で、10干12支の組み合わせで1サイクルを表します。そして、干支それぞれに五行という要素があり、五行の相性は大変重要視されています。本記事では、壬辰、庚辰、戊辰、丙辰、甲辰という五つの干支について、その意味や性質を解説します。
戊辰(つちのえ・たつ)
辰年の中で最初に訪れるのが戊辰、干支の順番では5番目の干支です。
「戊」は土を、「辰」はドラゴンを表します。土は根気強く、安定した性質を持ち、ドラゴンは神秘的で、大器晩成の象徴とされます。戊辰の人は、大らかで人当たりが良く、信頼される存在となります。しかし、自分勝手な傾向があり、自分の欲求を抑えられない場合があります。
参考:戊辰:Wikipedia
庚辰(かのえ・たつ)
辰年の中で2番目に訪れるのが戊辰、干支の順番では17番目の干支です。
「庚」は金を、「辰」はドラゴンを表します。金は硬く、鋭い性質を持ち、ドラゴンは神秘的で、大器晩成の象徴とされます。庚辰の人は、リーダーシップや決断力に優れ、高い目標を持っていることが多いです。しかし、極端に自分に厳しく、他人の意見を聞き入れられない傾向があります。
参考:庚辰:Wikipedia
壬辰(みずのえ・たつ)
辰年の中で3番目に訪れるのが戊辰、干支の順番では29番目の干支です。
「壬」は水を、「辰」はドラゴンを表します。水は流れる力があり、柔軟で変幻自在な性質を持ちます。また、ドラゴンは神秘的で、大器晩成の象徴とされます。壬辰の人は、創造力に富み、目標に向かって着実に進む姿勢を持ちます。しかし、自分に甘く、人に厳しい傾向があります。
参考:壬辰:Wikipedia
甲辰(きのえたつ、こうぼくのたつ、こうしん)
辰年の中で4番目に訪れるのが戊辰、干支の順番では41番目の干支です。
「甲」は木を、「辰」はドラゴンを表します。木は柔軟で成長力があり、ドラゴンは神秘的で、大器晩成の象徴とされます。甲辰の人は、柔軟で変幻自在な頭脳を持ち、多くの人から好かれる存在となります。しかし、極端に自己中心的で、自分の思い通りにならないとイライラする場合があります。
参考:甲辰:Wikipedia
丙辰(ひのえ・たつ)
辰年の中で最後に訪れるのが戊辰、干支の順番では53番目の干支です。
「丙」は火を、「辰」はドラゴンを表します。火は情熱的で、エネルギッシュな性質を持ち、ドラゴンは神秘的で、大器晩成の象徴とされます。丙辰の人は、情熱的で行動力があり、周囲を明るく照らす存在となります。しかし、自分勝手な傾向があり、短気である場合があります。
参考:丙辰:Wikipedia
まとめ
五行に基づく干支は、それぞれに意味や性質があり、それが人の性格を決定づけるとされています。本記事では、壬辰、庚辰、戊辰、丙辰、甲辰という五つの干支に注目し、その意味や性質について解説しました。自分の干支を知ることで、自己理解が深まり、人間関係を良好に保つことができるかもしれません。
2024年の干支|辰年の性格や相性
2024の干支である辰年に生まれた人々の性格は、自由奔放で大胆不敵なところがあります。また、行動力があり、自分の意見をしっかりと主張することができます。相性については、辰年と亥年、申年、巳年が良い相性を持つとされています。一方、丑年や未年とは相性が悪いとされています。
辰年の年齢(現在)
誕生日の前であれば-1歳で計算してください
西暦・和暦 | 干支 | 満年齢 |
---|---|---|
2012年 平成24年 | 壬辰 みずのえ・たつ | 12歳 |
2000年 平成12年 | 庚辰 かのえ・たつ | 24歳 |
1988年 昭和63年 | 戊辰 つちのえ・たつ | 36歳 |
1976年 昭和51年 | 丙辰 ひのえ・たつ | 48歳 |
1964年 昭和39年 | 甲辰 きのえ・たつ | 60歳 |
1952年 昭和27年 | 壬辰 みずのえ・たつ | 72歳 |
1940年 昭和15年 | 庚辰 かのえ・たつ | 84歳 |
1928年 昭和3年 | 戊辰 つちのえ・たつ | 96歳 |
1916年 大正5年 | 丙辰 ひのえ・たつ | 108歳 |
1904年 明治37年 | 甲辰 きのえ・たつ | 120歳 |
辰年の性格と相性
辰年の「辰」というのは、龍のことです。
伝説上の生き物のように、常識にはとらわれない発想力を持ち、豪快でとてつもない計画を打ち上げる性格です。
しかも、そんな計画でも現実にできそうな、強運すら持っています。
恋愛もとてもロマンチストな方ですが、どちらかというと鈍感な方になります。
辰年との相性
相性 | ポイント | |
---|---|---|
ねずみ (子) |
◎ | 信頼のおける存在 |
うし (丑) |
○ | 現実主義なため 慎重な行動は必要 |
とら (寅) |
〇 | 距離感をきちんとすれば○ |
うさぎ (卯) |
△ | 信頼を置くのが難しい |
たつ (辰) |
△ | 無用な争い、嫉妬などに見舞われる |
へび (巳) |
◎ | 外に上手く協力できる |
うま (午) |
○ | 意気投合しやすい両者 どちらも強運 |
ひつじ (未) |
〇 | 助け合える相手 |
さる (申) |
○ | 自然と仲良くなれる関係 |
とり (酉) |
○ | 対照的な部分を理解し 補い合う関係 |
いぬ (戌) |
△ | 認め合えず 喧嘩が絶えない関 |
いのしし (亥) |
〇 | 支えになってくれる関係 |
辰年のイラストで便利なところを紹介
まとめ
以上、辰年についての紹介でした。辰年に生まれた方々は、変革や進化の年として、大きなチャンスを掴むことができるかもしれません。また、相性やイラストなども含めて、辰年について知っておくことは、自分自身を知るための大切な要素となるでしょう。