私たちは様々な手紙を書いています。
友人への手紙、お礼状やビジネス文書などです。
しかし、最近ではLINEなどで要点のみを送り合うことも増えています。
そのため手紙を書くということに、少なからず苦手意識のある方も多いのではないでしょうか。
社会人として、親として、大人として、しっかりとした文章を書けるということは非常に重要なことです。
そこで、保育園などでのお便りの書き方について説明します。
苦手意識ではなく、少しのポイントを抑えた手紙を書きましょう。

色々なシチュエーションで使える2月の時候の挨拶を探しやすいようにまとめています。
こちらのページで探しやすくまとめています。

時候の挨拶 2月|例文あり【上旬・中旬・下旬】

小学校・中学校・高校などのPTA、先生などで2月の時候の挨拶の例文は別ページで集めています
子供の学校のお便りに便利な2月の時候の挨拶

保護者へのお手紙の出だしの書き方

保育園では、行事や子供達の近況報告、連絡事項などを手紙にする機会が多いと思います。
では保育園から保護者へは、どのようなお手紙を書けば良いのでしょうか。
内容にもよりますが、日常的な保護者への連絡事項や近況報告の場合には、改まった文面ではない方が適切です。
いわゆる漢語調、「立春のみぎり」「向春の候」などで始めなくても大丈夫です。
どちらかというと口語調の方がふさわしい、と言えるでしょう。

例文① 梅の花の季節となり、子供達も楽しそうに外遊びができる気候となってまいりました。
例文② 厳しい寒さも和らぎ、暖かい日差しに日向ぼっこをする光景が日に日に増えてきました。

このように、季節や気候に合わせて子供達の日常を思い描けるような始まりの文が良いでしょう。

2月に用いやすい挨拶の例文

2月に用いやすい挨拶の例文をいくつか挙げてみました。

例文① 花々の蕾も膨らみ、春がもうそこまでやってきました。こどもたちも園庭の蕾を楽しそうに観察しています。
例文② 暖かい風が心地よい季節となりました。外遊びを楽しむ時間も長くなっています。
例文③ 寒かった季節も過ぎ、暖かな日差しが心地よい季節となりました。教室もお日様に包まれています。

などの季節や温度に関する例文。

例文① 寒い日が続きますが、子供達は節分に向けてお面の製作を頑張っています。
例文② バレンタインが近ずいてまいりました。最近は子供達と一緒に教室を可愛く飾り付けをしています。

といった園行事に関連づけての挨拶もいいでしょう。

いわゆる一般の手紙やビジネス文書ではなく、保育園のお手紙は特殊なものと捉えてもいいでしょう。
語りかけるよう意識することもポイントの一つです。
出だしの文章というのは非常に重要です。
小さい子供のいる家庭は慌ただしく、子供達が帰宅した後に手紙を読むということすら片手間になってしまいがちです。
読みやすい文章、イメージしやすい文言を用いることで、記憶に残る手紙、興味をそそる手紙となり、しっかりと読んでもらうことにつながります。

書き方のコツ

まずは季節感を出すこと、子供達の園での風景を連想できるような文章から始めまて、イベントにも注目してみましょう。
例えば、節分で豆まきをしたのであれば、その時の様子などを絡めて書いてみるのも良いでしょう。
子供達は毎日毎日ユニークな行動をします。
保育園に子供を預けている間に、父兄が知らない一面などを見せてくれることもあります。
そのような微笑ましいエピソードをピックアップしておき、お便りでお知らせするのも楽しいです。
連絡事項などがあれば、箇条書きのようにわかりやすく伝えると良いでしょう。
特に保育園や幼稚園、小学校の低学年などのお手紙には、関連のイラストなどをのせるのもいいでしょう。

保育園は園便りやクラス便り、給食の献立、保健便り、アンケートなど、多くのお便りを作らなけらばなりません。
子供達は幼く、連絡事項を子供から伝えてもらうということが難しいため、全ての事柄は手紙となるからです。
しかし、数が多いばかりに、しっかりと読んでもらえない場合もあります。
読んでもらってこそのお手紙です。
読みたくなるお手紙、わかりやすいお手紙、楽しいお手紙を書けると良いでしょう。
父兄が手紙を楽しみにしてくれるようなものを書きましょう。

上旬・中旬・下旬で2月の時候の挨拶の例文を集めています