山形城

山形城は織豊時代に栄華を誇った最上氏の居城として繁栄

山形城は南北朝時代、清和源氏の流れを汲む斯波兼頼が築いたと伝えられている。その後、兼頼は最上姓を名乗り、地名を山形へと改称。そのまま土着し、戦国屈指の大名となる最上氏の祖として礎を築いた。

慶長6年(1601)、11代義光のとき近代城郭へと改修し、現在の山形城の原型が造りあげられた。やがて最上氏が改易になり鳥居忠政が入城すると、忠政はさらに改修を加え、二重のを張り巡らせ、十数基の櫓を備えた、輪郭式縄張の城が完成する。

明治に入り、堀は埋め立てられ、建物は解体されてしまうが、平成3年(1991)に市制100周年を記念し、本造建築にて二の丸東大手門が復元された。

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