伝統的に考えてお食い初めの食器の色が違う事をあまり気にしていない方も多いと思います。
男の子は朱色、女の子は黒色とされています。個人的煮は色抱け見れば逆なのではないかという偏見もあるのですが、なぜこのような色が使われるようになったのかの意味を紹介したいと思います。
お食い初めの歴史は古く平安時代の頃より現代まで伝わっているものとされています。
この当時の特徴として位を色で表していました。その事がこのお食い初めの食器の色と関係があるとされています。
日本で604年に制定された冠位十二階
紫・赤・錦⇒最高位
青・緑・黒⇒並・低位
この事からも男尊女卑であったことと、男児が重宝されていたという事が分かると思います。
ただ現代まで伝統的に伝わっている事で、位の違いを色で認識するというのは一般の家庭にとってはあまり意味をなさない時代になっていますから、個人の自由で意識しても良いものであると思います。
平安時代の位の高さを表す色位
平安時代は能古ろは色位といって位に応じて身につける事が許される色がありました。下記はその順番で表の上から最上位とされています。
[table id=1 /]