七夕の時に欠かせないものといえば『七夕飾り』ここでは準備するものや種類、その飾りが持っている意味などを紹介していきます。
七夕飾りの作り方(折り紙)
おりひめ ひこぼし | あみかざり① | あみかざり② | ふきながし | いちまいぼし① | いちまいぼし② |
ちょうちん | ひしがたつづり | かいだん | わっかつづり | さんかくつづり | ひしがたかいだん |
かいかざり | はさみぼし | ささつづり | ほしつづり① | ほしつづり② | はーとつづり |
ほしかざり① | ほしかざり② | じゅうじぼし | じゅうじふきながし | ちょうちんかざり | じゅうじわっかつづり |
七夕飾りのはじまり
七夕飾りと言えば笹の木と短冊がメインに上げられますが、この2つ以外にもいくつも飾るものがあります。
ではそもそもこの七夕飾りというのはいつ頃から始まったものなのでしょう。
七夕が伝わって来た当初(平安時代から奈良時代の頃)は中国からの影響が強く飾りにも現れていて五色の糸を星にお供えする習慣があったようです。
その後の室町時代の頃になると、お願いをするものも書の上達などを願うようになり、それに伴って書道の道具である硯(すずり)や短冊に欠いた和歌等をお供えするようになりました。
一般の人々に広く広まったのは節句のひとつとして広がりを見せる江戸時代の頃からです。
一般に広がってから現在に至るまでの間でも七夕飾りは変化をしており、現在では色紙でつくった7月頃の風物詩を折り紙などで作ってから七夕飾りとして飾るようになりました。
七夕飾りのひとつひとつにはきちんと意味がありそれぞれに込められた願いもあるので、飾る場合などにちょっと意識してみてはいかがでしょうか?
短冊はなぜ五色?
短冊はいろいろないろがありますがなぜ五色の短冊が使われているのでしょうか?
七夕の飾りとして伝わってきたものは初めは五色の糸であったことからもこの五色というのにはそれぞれに意味があると言われていますが、書物などにはその意味が紹介されていましたので紹介します。
短冊の五色は「青・赤・黄・白・黒」があります。
「七夕に飾る五色の短冊を、七夕飾りいいます。五色とは中国の陰陽五行説に基づいた赤・青・黄・白・黒のことを差します。」
⇒ 陰陽五行説wiki参照
参考文献や研究
⇒http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000033828
所蔵先 愛知芸術文化センター愛知県図書館
⇒ http://www.aichi-pref-library.jp/
なぜ笹に飾るの?
七夕飾りをなぜ笹に飾るのかというのは定かではないところがあるのですが、笹には冬場でも青々としている事から生命力が高く邪気を払う植物として向かしから大事にされてきました。
また虫などをよける効果もあり、当時の稲作のときには笹をつかて虫除けをしていたことや、天に向かってまっすぐ伸びる笹は願い事を空のおりひめ、彦星に届けてくれると考えられていたようです。
七夕飾りの種類とその意味を知ろう
紙衣 | 女子の裁縫の腕が上がるように |
巾着 | お金が貯まりますように |
投網 | 豊漁になりますように |
屑籠 | 整理、整頓、物を粗末にしないように |
吹き流し | 織姫のように機織が上手になりますように |
千羽鶴 | 家族が長生きしますように |
短冊 | 願い事がかない、字が上手になりますように |